スポンサーリンク

油麻地 Yau Ma Tei(MTR荃灣線/観塘線):グルメ満載、めっちゃローカルっぽく歩いてみた

MTR全線見どころ

こんにちは!

香港の橘拓也(たちばな たくや@TMax2525)です。

今回は、ナイトマーケットでよく知られている油麻地を紹介します。

ナイトマーケットのテンプルストリート、歴史ある地元レストランや商店で賑わうちょっとディープな街です。

スポンサーリンク

名前の由来

油麻地、という地名はこの土地がかつて漁業が盛んな海辺の町であったことを表しています。

「桐: 船に塗る

縄」

かつては、この界隈はこのを扱う商店がたくさんありました。

周辺の通りの名前も、かつて海岸であり、漁業の町であったことがよくわかる名称が今も残っています。

新填地街(Reclmation Street):埋立地

渡船街(Ferry Street):渡し舟

そして、漁業と切っても切り離せないのが、海の神様を祀る天后廟(ティンハウ)です。




スポンサーリンク

天后廟(ティンハウ) Tin Hau Miu

油麻地天后廟

油麻地の天后廟は1865年に建てられ、九龍半島では最大です。

香港や中国各地で天后廟は建造されており、航海や漁業の守護神として信仰を集める媽祖や土地の神を祀る巫女が祀られています。

お寺にぶら下がっているコイル型のお線香がユニークです。下から眺めるといい感じで、写真がきれいに撮れます。

お線香は1週間ほど燃え続け、燃え尽きると願いが叶うと言われています。 今でも祈りを捧げに多くの人が訪れ、信仰されています。

お寺がある公園は広々としており、ベンチ、テーブルもあり一息つくことができ、市民の憩いの場所になっています。

天后廟を訪問したら、公園の裏手に男人街のナイトマーケットがあります。男性向けアイテムが中心です、お子さま連れはお勧めしません、興味のある方はこちらも見てみるといいでしょう。

スポンサーリンク

テンプルストリート 廟街 Temple Street

午後から露店が並び始めます。

露店の商品や屋台は通りの脇の倉庫に格納されており、午後になると中東系の肉体労働者達が慣れた手つきですいすいと組み立てています。

商品はカバン、雑貨、衣類、お土産屋など店がずらりと並びます。

ナイトマーケットの夜景はテンプルストリート北の駐車場から上がれるので、そこから眺めるのが面白いです。くれぐれも車に注意してくださいね。

蛇王新 蛇飯

天后廟を北に抜けて、テンプルストリートにはナイトマーケットが並び、脇道には多くの地元料理レストランが軒を連ねます。

その地元レストランの中でもユニークなのは、この蛇飯です。

スープはあっさり、蛇肉の食感はやわらかくくせがない、食べやすい味付けです。

是非、試してみてくださいね。

住所: Shop E, G/F, Wing Sing Building, 36-40 Temple Street, Yau Ma Tei

スポンサーリンク

油麻地フルーツマーケット

油麻地フルーツマーケット (油麻地果欄) には海外や大陸から入ってくる果物がここに集まります。

油麻地フルーツマーケット は1913年に開設され、北側は窩打老道(Wateroo Road)、 西側は渡船街(Ferry Street) 、東は新填地街(Reclmation Street) 、に囲まれた場所にあります。

夜になるとマーケット周辺道路に海上コンテナが路肩にたくさん並び、上半身裸の肉大労働者達が海上コンテナから果物を下ろしている姿を見ることができます。

コンテナから下ろされた果物はリフトでフルーツマーケットの冷蔵倉庫へ格納されます。ここの市場で販売されるもの、小売店用に卸売りされるものがあります。

日本の季節の果物も多く並んでいるを見ることができます。メロン、イチゴ、柿、梨、リンゴなど。価格は勿論日本より高いです(泣)

価格は、スーパーや小売店で買うよりも若干高いですが、より新鮮な果物を手に入れることができます。

新填地街(Reclmation Street) 側がメインの市場の入り口になっています。西に歩くにつれて、倉庫ばかりの急に人気が少くなるので奥へ入らないようにしましょう。




スポンサーリンク

Arthur Street 鴉打街

バスケットボールコートが目印

Arthur Street(鴉打街)は天后廟を北に抜けてテンプルストリートとネイサン通りの間にある小さな通りです。

地元レストランが並ぶ地域で、佐敦は観光客が多いのに対して、ここは地元客に人気があり賑わっているのが特徴です。

小さなお店ですが、屋台のレベルを超えた品揃え、味付けで根強い人気があります。

串焼き屋 廟街小食

年季の入ったおじさんおばさんが経営しているお店

毎日夕方になると開店する串焼き屋です。

鶏、豚、牛、野菜、焼きそば、トウモロコシ、ソーセージなど、選んだものををその場で作ってくれます。

一品10~20香港ドル

手羽先、豚肉なんかは歯ごたえ、食感が最高!お酒に最高に合います!

好きな品をお皿に自分でとって、おじさんに渡すと再度火にかけてよく焼いてくれます。

ソースを選ぶことができて、辛くない、中辛、激辛、3種類があります。

辛くない不辣(ぶーらー)、もしくは、 中辛の少辣(しうらー)と言っておくのが無難です。

中辣(ちょんらー)は激辛過ぎて舌が痺れる汗の出る辛さです。

テイクアウトもOK

その場に簡易テーブルと椅子もあるので、ビールをコンビニで買ってその場で食べても最高です!

住所:33 Arthur St, Yau Ma Tei

牛もつ屋 廟街牛雜

テイクアウトの牛もつ屋さんです。

地元で根強い人気があり、牛もつ料理をテイクアウトのスナック感覚で食べることができます。

盛り合わせ、もしくは、単品で好きな部位を選んで注文することができます。

人気おススメは盛り合わせの小か大のサイズです。

小サイズ30香港ドル(約420円)大サイズ60香港ドル(約840円)です。

住所: 18 Arthur Street, Yau Ma Tei

鍋飯屋 四季煲仔飯 Four Seasons Pot Rice

冬の季節はいつも行列で人気の鍋飯屋さんです。

名物は鍋飯蠔餅(Oyster Cake)です。

鍋飯の具の種類は豊富で、豚肉、鶏肉、牛肉、魚、ソーセージ、など好きな具材が入ったものを選ぶことができます。

鍋飯
蠔餅(Oyster Cake)

蠔餅(Oyster Cake) も、せっかくなので注文しておきましょう。鍋飯ができあがるまでちょっと時間がかかります。

この蠔餅は、英語になるとCakeですが、カキフライが入ったかき揚げのような料理です。

鍋飯55香港ドルからです。

蠔餅は2枚で47香港ドル4枚で94香港ドル、です。

住所: 46-58 Arthur Street, Yau Ma Tei




スポンサーリンク

Public Square Street 眾坊街

インスタグラマーに人気

Kubrick Cafe

地元客や欧米人客も来る落ち着いたカフェ

高層住宅地の敷地内映画館の隣にあるカフェです。

地元客や欧米人客もくつろぎに来る落ち着いた雰囲気が特徴です。

本屋と同じスペースにカフェがあり、好きな本を買ってくつろぎながら読書ができます。

コーヒーケーキなどの他に、香港製造の地ビールも置いています(50~60香港ドル)。

住所: Shop H2, Properous Garden, 3 Public Square Street, Yau Ma Tei

スポンサーリンク

Reclmation Street 新填地街

フルーツマーケットを意識したストリートアートに注目

Reclmation Street(新填地街)は、地元でエッグタルトで人気のあるパン屋、業務用キッチン用品と食器屋が多く並ぶ通りです。

キッチン用品や食器屋は、業務用なのでそんなにオシャレなのものは見つかりませんが、安く量を仕入れたい場合はチェックしてみるといいでしょう。

麥香田Bakery 地元で人気 エッグタルト

ここのエッグタルトはかなり美味しいです。

夕方は行列ができていることが多く、多くのリピーターが買い求めに来ます。

エッグタルトのパイ生地は2種類あります。

パイ生地のサクサクタイプ ⇒ 酥皮蛋挞

クッキー生地のしっとりタイプ ⇒ 牛油蛋挞

1個5香港ドル!(約70円)

6個買えば1個おまけで貰える!

他のパン屋のエッグタルトを超える味で、とても美味しい、夜になると売り切れてることが多いです。

住所:141 Reclamation St, Yau Ma Tei

スポンサーリンク

まとめ

土地の名前の由来や歴史を知るともっと楽しくなります。今回は、賑やかでディープな街、油麻地を紹介しました。

是非、遊びに行ってみてくださいね。




コメント

タイトルとURLをコピーしました