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レンタルオフィス・コワーキングスペース・シェアオフィス香港事情

キャリア・転職

こんにちは!

香港の橘拓也(たちばな たくや@TMax2525)です。

香港のレンタルオフィスに実際に足を運んで調査したのでシェアします。

この記事はどのレンタルオフィス会社からもスポンサーを受けておらず、私が実際に見て感じた率直な感想を公平な観点から書いています。

この記事を読むとレンタルオフィス、コワーキング、シェアオフィスの違い、家賃相場、メリットデメリット、どんな業種にむいているか、知ると便利な裏技、についてわかるようになります。

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はじめに

今回、香港島にあるレンタルオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペースを調査しました。

気になる賃貸相場は香港ビジネスをしている方であれば知っての通り、高い順から、香港島、九龍、新界になります。

レンタルオフィス賃貸相場も当然ながら同じ順番になりますが、レンタルオフィス会社、また同じレンタルオフィス会社でも各センターや部屋のタイプにより値段の差があります。

また、値段と同じぐらい重要なのがオフィス環境と雰囲気です。レンタルオフィス会社、各センターにより雰囲気が異なり、フリーランスのカジュアルから堅いイメージの業種など、ニーズに合ったオフィス選びが可能です。

さらに、レンタルオフィス会社の多くはバーチャルオフィスのサービスも提供しており、住所や電話番号を借りることができます。

世界に拠点を展開しているグローバルなレンタルオフィス会社、ローカルを中心にしたレンタルオフィス会社、それぞれ特徴があるので、以下の記事でご紹介していきます。

事務所移転、香港進出、フリーランスで事務所を探している方など、香港ビジネスのお役に立てれば幸いです。




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レンタルオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペースの違い

レンタルオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペース、など、いろいろな呼ばれ方があり微妙な定義の違いはありますが、一般的に他社や他人と共有のスペースで仕事をする場所のことをシェアオフィスといいます。

シェアオフィス

シェアオフィス、は個室の専用スペースがなく共有のスペースとオフィス設備で仕事をします。WiFi、デスク、プリンターなどの機器を共有で利用します。

周囲の会話や雑音が気になったり、プライバシー、機密情報などが確保されません。重要な電話の度にプライベート電話ブースを利用しなければなりません。活気ある環境で仕事がしたい、プライバシーや機密情報が気にならない業種に向いています。

コワーキングスペース

コワーキングスペース、はシェアオフィスとは明確な線引きはありませんが、シェアオフィスが場所を指すのに対し、コワーキングスペースは利用者同士でコミュニケーションが交わされ活発なイノベーションや創造を生み出すコミュニティ、のことを言います。

ほとんどのシェアオフィスの会社は個室オフィスとコワーキングスペースを持っています。

フリーランサーやスタートアップなどの人達が多く、プロジェクトを組んで一緒に仕事をします。

レンタルオフィス

レンタルオフィス、は専用の部屋でプライバシーを確保して仕事をすることができます。部屋に施錠をしてオフィス内のプライバシーを確保することができます。オフィスビルは一等地の有名ビルであることが多く、信頼を得られることからフリーランサーから企業、幅広い業種に向いていると言えます。

レンタルオフィスはデスク、椅子、エアコン、プリンター、シュレッダーなど基本的なオフィス機器がすべて備わっています。新たにオフィス機器を購入することなく個室のオフィススペースを確保することができます。自分のパソコンを持ち込んでその日からすぐに始めることができます。

部屋の広さは1名から約10名まで対応できるタイプから選べます。

パソコンはセンター共有のWiFiで接続が可能です。専用のWiFi回線、ケーブル接続、電話回線などは別途有料オプションで設定可能です。

プリンターはモノクロ、カラーなど毎月無料で印刷できる枚数の上限が設定されています。上限を超える場合、別途費用がかかります。

基本的なオフィス機器の他に飲料水、お茶、冷蔵庫、コーヒーマシーンなど共用で使用することができます。

会議室は毎月の使用時間の上限があり、予約をして利用します。上限を超えて利用する場合、別途費用がかかります。

レセプションがあるのが一般的で郵便受付サービスの対応をしてくれます。

このようにレンタルオフィスの最大のメリットは、契約初日からすぐに入居してすぐに仕事ができる環境があることです。




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レンタルオフィス会社

Regusリージャス

Regusは世界120カ国、3,000拠点を展開しているグローバルなレンタルオフィス会社です。歴史と信頼のブランドイメージが最大の特徴です。

今回、灣仔(WanChai)中環(Central)のセンターを見てきました。 

灣仔(WanChai)のセンターは重厚な家具やインテリアで装飾されており風格を感じさせます。ビクトリアハーバーを望むことができるオーシャンビューの部屋が多くあります。やや重い雰囲気の印象を受けますが、士業や堅いイメージの業種や企業に向いています。

中環(Central)のセンターはモダンで落ち着いた雰囲気が特徴です。重たい雰囲気はなく幅広い業種や企業に向いていると言えそうです。

どちらも個室のレンタルオフィススペース、コワーキングスペースがあります。

気になる家賃相場ですが、Regusは世界的知名度のあるグローバル企業ということもあり、家賃は一番高いです。

他社と比較している最中で入居が実現しないような段階では、具体的な値段の提示がありません。ウィンドウショッピングをしている段階でオファーすら出さないのは、企業の自信とプライドの現れだと感じます。Regusのオフィスが気に入り、入居すると決めた段階でそこから具体的な値段交渉にはいります。

Compass Officeコンパスオフィス

Compass Officeは2009年香港で創業、アジア9都市に展開しているレンタルオフィス会社です。

中環(Central)上環(Sheung Wan)のセンターはどれも落ち着いた色調で統一されたモダンな雰囲気が特徴です。

個室のレンタルオフィスが中心になっており、落ち着いたモダンな雰囲気はフリーランサーから企業まで、幅広い業種に向いています。

Metropolitan Workspace

Metropolitan Workspaceは2016年香港で創業、香港5カ所にセンターを展開している香港ローカルのレンタルオフィス会社です。このレンタルオフィス会社の最大の特徴は各センターごとのインテリアと雰囲気が異なり、様々な業種の人達や企業が利用していることです。全体的にカジュアルな雰囲気が特徴です。

中環(Central)2カ所、 金鐘(Admiralty)、灣仔(WanChai)のセンターを見てきました。

中環(Central)Wellington Streetのセンターは明るいインテリアとフレンドリーな雰囲気が特徴です。共有スペースにカフェテリアがありカジュアルな印象です。堅い雰囲気が求められる業種には向かないかもしれません。企業やフリーランサーのデザイナー、Web、IT関連、金融などのテナントが多いようです。

中環(Central)Stanely Streetのセンターは落ち着いた雰囲気が特徴です。  
コワーキングスペースと個室スペースがそれぞれあります。天井がやや低いのと外の景色があまり見えないせいか、やや狭い印象を受けます。

金鐘(Admiralty)のセンターは場所柄、金融系を意識したやや明かりを落としたインテリアの雰囲気になっています。コワーキングスペースとレンタルオフィススペースがそれぞれあります。金融系やファインテック系の業種のテナントが多いようです。

灣仔(WanChai)一番明るくカジュアルな雰囲気です。デザイナーやアート空間を意識した全体的に青色で統一されたインテリアになっています。デザイナー系の業種や、堅い雰囲気が求められないカジュアルな業種に向いていそうです。  

the Desk

the Deskは2016年香港で創業、香港7カ所にセンターを展開している香港ローカルのレンタルオフィス会社です。

the Deskはコワーキングスペースとレンタルオフィススペースがそれぞれあります。 どのセンターも白を基調とした空間で統一されており、最大の特徴は広々したコワーキングスペース、人数に応じたセミナースペース、が確保できる点です。

広々したコワーキングスペースをパーテーションで区切り、必要人数のセミナールームにアレンジが可能です。PC1つでデスクを借りて仕事をしているフリーランサーからレンタルオフィススペースに入居する企業など幅広い業種のテナントがいます。

the Hive

the Hiveは2012年香港で創業、香港、日本、アジア7カ国で展開しているレンタルオフィス会社です。

コワーキングスペースのほうにより重点を置いており、レンタルオフィススペースは少なく、その個室部屋も窓で透けて見える造りになっています。

PC1つで共有スペースを借りて仕事をしている人達が多いです。コワーキングスペースに重点が置かれた会社なので、活気ある空間で様々な業種の人達と仕事をしながらイノベーションを目指すような個人や企業に向いています。個室部屋もありますが、窓が透けている空間なのでプライバシーが必要なフリーランサーや企業には向かない印象です。

Uncommune

Uncommuneは2018年香港で創業、香港の上環(Sheung Wan)と旺角(Mong Kok)の2カ所で展開しているレンタルオフィス会社です。

黄色を基調としたインテリア空間になっており、コワーキングスペースに重点を置き、個人や企業が共に働きイノベーションを目指す仕事空間となっています。

一歩入ると黄色い壁のコワーキングスペース空間があり、明るい活気に満ちた環境です。スタートアップ、フリーランサー、といった個人や企業に向いていると思います。堅い雰囲気が求められる業種や企業には向かない印象です。

Playground Work

Playground Workは香港の上環(Sheung Wan)に拠点を置くレンタルオフィス会社です。ちょっとおしゃれなカフェかと思うぐらいカジュアルな雰囲気でコワーキングスペースを提供しています。

個室部屋が少なく、コワーキングスペースに重点を置いており、PC1台で共有スペースで仕事している人達が多くいます。

スタートアップ、フリーランサー、といった個人や企業に向いていると思います。堅い雰囲気が求められる業種や企業には向かない印象です。




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賃貸相場

香港島で1人で共有デスク借りるだけのシェアオフィスで3,000~5,000香港ドル

レンタルオフィスの1名個室で3,000~10,000香港ドル3~4人部屋で1ヵ月10,000~25,000香港ドルです。

値段にかなり差がありますが、レンタルオフィス会社、各センターの場所、オーシャンビューの有無などにより変わります。同じセンターでも窓がない部屋、窓がある部屋、オーシャンビューのある部屋で値段が異なり、オーシャンビューの部屋はプラス5,000~10,000程度値段が上がります。

共有デスクを借りるだけのシェアオフィスは時間や月額、料金設定がフレキシブルです。

レンタルオフィスの個室部屋はだいたいどの会社も1年契約、最初の2~3ヵ月は毎月の賃料の半分もしくは無料のプロモーションのオファーがあります。(※2021年4月時点)

香港の賃貸相場のことなので、レンタルオフィスに限らずそうですが、最初の1年は安くても、更新時期に値上げはあるかもしれないので念頭に置いておく必要があります。

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メリット・デメリット

メリット①入居・オフィス移転が簡単

入居の契約が完了したら即入居して仕事を始めることができます。基本的な事務用品はすべてそろっているので、PC1台あればすぐに仕事を始めることができます。

場所だけを借りる一般賃貸オフィスの場合、持っていく事務用品の選定、エアコン、WiFiネットワーク環境、照明、インテリア、デスク配置、引越し業者の選定など、引越し計画に2~3ヵ月の事前準備が必要ですが、そういった作業や初期費用がかかりません。

メリット②オフィス費用削減

毎月の賃貸費用以外はかかりません。水道光熱費、Wifi、プリンター、スキャン、シュレッダー、水・お茶・コーヒーなどすべて込みで揃っています。

オプションで個別のWifi、電話回線の設定ができるほか、毎月無料のプリンター印刷枚数を超えると費用がかかりますが、経費が見えているので安定したオフィス運営が可能です。

メリット③オフィスの場所

一等地の有名ビルにセンターを構えているレンタルオフィスがほとんどなので信頼の住所とオフィス空間を確保することができます。同じエリアとオフィス面積であれば、レンタルオフィスのほうがよい条件である場合が多いです。

場所だけを借りる一般の賃貸オフィスの場合、立地場所、ビルの外観、内装、エレベーター、トイレの環境などが気になります。

デメリット①大人数の企業には向かない

レンタルオフィスは一部屋、約10名までの広さになっています。100名を超えるような企業は一つの空間で全員を収容できるスペースがありません。

大人数の企業の場合、部署単位や一部の人員をサテライトオフィスとしてレンタルオフィスを利用して活用しているところもあります。

デメリット②情報漏洩のリスク

レンタルオフィスの場合でも、Wifiやプリンターは共有のものを利用するので、通信環境のリスク、印刷物の取り忘れ、レンタルオフィス会社のプリンターにデータ履歴が残ります。個人情報や機密情報の印刷は取り扱いに注意が必要です。

デメリット③利用の制限

ミーティングルームは毎月無料で利用できる時間があり、上限を超える場合、別途費用がかかります。予約制なので好きな時に自由に使えない可能性があります。

ミーティングルームはレンタルオフィスやセンターにより状況が異なるので、他のテナントがよくミーティングルームを利用しているか確認しておくといいでしょう。フリーランスや中小企業がほとんどなので、いつもミーティングルームを利用しているテナントは少なく、割と空いていることが多いようです。

プリンターも毎月の無料印刷枚数に制限があり、上限を超える場合、枚数ごとの費用がかかります。

デメリット④将来移転する時に郵便転送サービスが利用できない

香港ならではの事情になりますが、香港ポストでは、レンタルオフィスの元の住所として登録して転送サービスを利用することができません。顧客や取引先など事前に案内するなどの対応が必要になります。

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レンタルオフィス裏技

レンタルオフィスのデメリットとして、Wifiやプリンターにおける通信セキュリティや情報漏洩リスクに関し触れましたが、解決策はあります。

ネットワークに少し詳しい方であれば、プリンターとルーターを持ち込みパソコンと接続すれば、センターのWifi回線とプリンターを利用することなく印刷が可能です。プリンターを持ち込んでいるテナントは実はけっこう多くあるようです。




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まとめ

一言でレンタルオフィスやシェアオフィスと言っても、様々な会社とサービスがあるので、個人事業主や企業のニーズに合ったものを選ぶことができます。気になるシェアオフィスやレンタルオフィス会社が見つかれば、実際に足を運んで見てみるといいでしょう。

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