こんにちは!
香港の橘拓也(たちばな たくや@TMax2525)です。
海外積立て投資・オフショア投資、と呼ばれるものには、ネットなどで偏った情報が溢れているのをよく見ます。私のブログのほうへも相談の問合せがあります。多くは既に契約したが解約を考えているという相談がほとんどです。
香港保険もオフショア保険会社も、現地の金融管理局のライセンスを受けて認可を受けている商品です。詐欺と言われる所以には紹介者の売り方、また契約する方の商品理解、どちらにも問題があります。
海外積立てが詐欺かどうか議論に入る前に、まずは最初に、投資しようとする商品を正しく理解できているか自分自身でも調べる必要があります。自分が汗水垂らして稼いだ大切なお金です。無駄にしないように守るのは当然のことですよね。
さらに、自分自身にあっている商品かどうか判断する、ことがとても重要です。
今回は私自身の契約経験も交えて、私なりの意見を纏めてみました。
海外保険会社・商品をもっと知る
これから自分がお金を払って投資しようとする対象のことをよく理解できているでしょうか?
投資商品は決して安いものではありません。投資するお金の大半は毎日の仕事のお給料で貯めたお金です。これから何に投資するのか自分の力で調べる努力も必要です。人から聞いた話であれば自分自身で時間をかけてしっかり調べて理解しておきたいものです。
幸い今の世の中インターネットで検索すればどの海外保険会社も商品も調べることができます。検索してみると仲介業者やブロガーが書いたものも多く出てきます。仲介業者やブロガーが書いているものには販売側のバイアスがかかっているものも見受けます。海外保険会社のホームページや商品のパンフレットも調べて中身をよく確認しましょう。
海外の投資商品なので当然英語表記です。中には日本語表記の保険会社や商品パンフレットもあります。日本語、英語のものもしっかり読み解いて理解を深めましょう。
英語表記のものしかなくて、内容がよく理解できないのであれば、それは自分が何に投資しようとしているかわからないことの現れかもしれません。
幸いにもオンラインで簡単に翻訳を見ることができるので大半は理解できるはずです。それでも自分が納得できないのであればその投資は今一度よく検討するほうがいいでしょう。
紹介者のほうは商品のよい部分しか話さない場合がほとんどです。しかしながら、投資という性質上どの投資にもリスクはつきものです。これから投資しようとする商品にどんなリスクがあるのかよく知る必要があります。
✔ 自分の大切なお金、投資の対象を自分自身で調べる努力をしてみましょう
✔ 自分で調べて納得できないものには投資しないこと
海外積立投資に潜むリスク
投資のリスク要因は挙げればきりがないですが、失敗に繋がりやすい致命的なリスクは二つ、だと私は考えています。
①自分のリスク許容度を理解していない
②投資する商品のリスクを理解していない
自分のリスク許容度
自分のリスク許容度を理解していない、というのは、以下3つが挙げられます。
✔ 収入と投資金額の割合
✔ 家計状況が悪化した時の支払い能力
✔ 商品のパフォーマンスの上下を許容できるか
人生のライフステージにおいて想定外の資金が必要になることはザラであることを想定しておかなければなりません。結婚、出産、住宅購入、起業、失業、倒産など、による出費や収入源の減少です。
さらに、予想不可能な世界情勢です。それはまさに現在起きている、新型コロナウイルスの拡大です。
今まで安泰であったはずの職種が急に不況に見舞われ、収入減少、解雇の憂き目にあっています。世界情勢は誰にも予想できないことですが、収入源が急に途絶えた場合でも投資を続けるだけの余裕資金があるかどうか、事前に貯蓄や総資産を把握しておけばリスクのカバーをすることはできます。
大切なのは自分自身の資産状況を把握することです。
商品のリスクを理解する
これから投資する商品リスクを十分に理解しているでしょうか?
パンフレットの原本を読み解くことはできたでしょうか?
巷で言われている海外積立商品は、どれも毎月積み立ての20~25年の商品です。投資商品のジャンルで言うと「投資リンク型商品」と呼ばれるタイプです。
このタイプは、投資信託を買うイメージです。保険会社が母体となり、組成したファンドがあり、それを選んで投資していく「ハイリスク・ハイリターン」の商品です。
平たく言うと、投資元本が割れる可能性が非常に高い、商品のことです。
ファンドのパフォーマンス次第なので、選んだファンドの運用がマイナスであれば投資したお金は戻りません。多くの紹介者はこの点を語らない場合がほとんどです。
海外積立の定番商品
良くも悪くも巷で有名になっている海外積立タイプの商品を以下4つ挙げます。
●RL360(ロイヤルロンドン360°):Quantum(クァンタム)
●Hansard(ハンサード):Aspire(アスパイア)
●ITA(インベスターズトラスト):Evolution(エボリューション)
●FTLife(エフティーライフ):Oscar(オスカー)
どれも25年積み立て商品として巷では紹介されているようです。一方で、実はそれより短いプラン年数の選択があることはあまり知られていないようです。最短は5年プランからあります。
ファンド投資型の商品で運用は選んだファンドのパフォーマンス次第です。ファンドの選択は個々のIFAの裁量で組んでいくことがほとんどですが、ファンド変更は自由にできます。
これら商品の契約を考えているなら、紹介者頼みではなく自分でもよく内容を研究すること、余裕資金があるかどうか、を検討するほうがいいでしょう。
このタイプの商品は、投資元本が戻らない可能性が高い、ハイリスクハイリターン、の商品です。
投資元本が戻らなくてもいい、ハイリスクな運用をしたい、どんなことがあっても25年間払い続ける余裕資金がある、ということであれば選択肢の1つかもしれません。
将来の老後や年金に確実に備えたいのであれば、これらを選ばないほうが賢明です。将来に備えたい安全な安定した商品は他にもたくさんあります。
まとめ
私自身、HansardのAspireを契約して解約をした失敗経験があります。その過程を別の記事で纏めています。
商品としては決して詐欺商品でなく、現地の金融管理局が認可しているれっきとした商品です。それにもかかわらず、詐欺と言われたり、紹介者に対する訴訟が後を絶たないのには、紹介者側の売り方、そして、商品内容をよく吟味しない契約者側にも問題があります。
自分で稼いだ折角の大切なお金を投資することになるので、自分で研究する努力と判断できる目を養わなければなりません。決して周囲の言いなりならないように最後は自分で調べて判断するようにしましょう。
本ブログに関する、ご質問やご相談は、こちらからお願い致します。
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