こんにちは!
香港の橘拓也(たちばな たくや@TMax2525)です。
今回は私の大好きな旺角(モンコック)の歩き方をご紹介します。
旺角は香港九龍半島最大の繁華街で、女人街の露店、香港映画の黒社会の暗躍シーンがよく登場することでも有名です。
今の旺角の街並みからはとても想像できませんが1950年頃まで海岸沿いにあり、その後埋め立てと開発により急速に広がりました。
旺角の名前の由来はかつてその土地が芒草(トキワススキ)で溢れており、海岸沿いに一頭の牛が横たわっていたことから芒角(Mongkok 広東語読み)と呼ばれるようになりました。その後19世紀にイギリスが統治するようになり、英語名はそのままの発音Mong Kokで命名されるようになり今に至ります。
現在の旺角の漢字の名前は、1930年に香港政府が改名したことによります。旺角の漢字の名前には、工業や産業が発展するよう願いを込めて、栄えるという意味の漢字の「旺」を当てることになりました。
旺角駅は地下鉄の尖沙咀(チムサーチョイ)駅から荃灣線に乗って、北へ3つ目です。

女人街

旺角で有名な観光地と言えば女人街です。
女人街の露店で売られているものは、アクセサリー、お土産、衣服、かばん、雑貨などです。
一般市民が衣類などを買い物に来る場所でもあり、正直、ここで敢えて買うべき真新しいものはないというのが正直な印象ですが、友人や同僚への香港雑貨お土産やシャツなどのまとめ買いにはいいでしょう。

女人街の商品は偽物がほとんどで品質は保証されていないので注意しましょう。商品は値札がついていないので商人との値段交渉が必要です。ぼったくられたというような話はあまり聞きませんが、値段交渉をして必ず値切りましょう。値切れば最初の相手の言い値から必ず値段は下がります。
スターバックス(洗衣街)

香港に来てどうしてスタバ?!と思われるかもしれませんね(笑)
はい、それはその通りなんですが、旺角の 洗衣街にある店舗の内装は特にオシャレでユニークなことで知られています。
香港内のスタバでこんなに綺麗な内装のお店はほかにはありません。私の大好きな場所のひとつです。
入り口は洗衣街にあります。

入り口の階段から早速アートが始まり、まるでアトリエに入ったかのような感覚です。飲食スペースは2階と3階あり、階段にずらりとアートが続きます。

2階で注文と会計をします。飲食スペースは2階と3階にあり、広々とした空間の壁中にアートが施されています。
旺角へ遊びに来て休憩したくなったら是非行ってみてくださいね。
住所:Wai Kee House, Sai Yee St, Mong Kok
花園街(波鞋街)スニーカー通り
スニーカー通り
花園街(Fa Yuen Street)、通称、波鞋街(スニーカー通り)には靴屋さんがたくさんある通りです。ナイキ、アディダス、リーボックなどの直営店、量販店、アウトレット店が集まります。

直営店では最新アイテムを買うことができ、量販店のほうでは最新と一世代前のアイテムが割引で売られています。量販店はたくさんありますが、値段はどこもほとんど同じです。
The Forest、という商業施設にもジョーダン、ナイキ、アディダス、プーマ、アシックス、リーボックといったお店が入居しており、こちらもチェックしてみましょう。

バスケットボールショップ Shooting Five

バスケットボールファンにイチオシはShooting Fiveです。
NBAジャージー、ソックス、グッズを取り揃えています。NBAジャージーは現在の人気選手のものから、All Star限定ジャージー、伝説の選手のものまで幅広く揃えています。正規アイテムなので値段も正規値段(笑)。どれも結構いい値段します。バスケファンは是非足を運んでみる価値ありです。
住所:1/F, 43A Fa Yuen Street, Mong Kok, Kowloon
MOKO(新世紀廣場)
香港最大のデベロッパー新鴻基地產發展(Sun Hung Kai Properties)が開発し、1997年に開業したショッピングモールです。
旺角東駅から直結、洗衣街(Sai Yi Street)と弼街(Butt Street)から歩道橋で便利にアクセスできます。
ブランドアパレル、コスメ、スポーツ用品、スーパー、レストランなどのテナントが入居しています。旺角の庶民的なショッピングや食事よりワンランク上を楽しむことができます。個人的にはレストランとスーパーが特にお気に入りです。
翡翠 Crystal Jade

翡翠(Crystal Jade)の名物といえば、小籠包、手打ち担々麵です。
香港各地に10数店舗展開している中華レストランです。
店内には、麺を手打ちしているシェフがいて打ち立ての麺を茹でて食べることができます。担々麵は手打ちの感触満載の食感で、ピリ辛の担々麵のスープと相性バッチリです。小籠包は口に入れた瞬間肉汁が溢れ出てとってもジューシー、おススメの一品です。


一田(YATA)

香港に11店舗(2020年時点)を展開する一田(YATA)の旺角店です。
一田は、香港最大のデベロッパー新鴻基地產發展(Sun Hung Kai Properties)がオーナーです。2008年に前身の西友から名前を現在の一田(Yata)へ改名しました。
お店の品揃えは度のお店も似たような品揃えですが、私が一番好きなのはお酒コーナーです。日本、海外、香港地ビール、は庶民的なWellcomeやParkNShopにない珍しいものが置いていることがあります。
海外のスーパーは新しい発見がたくさんです、是非チェックしてみてくださいね。
MOKO 地図・住所:193 Prince Edward Road West
ランガムプレイス Langham Place(朗豪坊)

旺角に2005年にオープンした大型商業ホテル施設で、建築デザインも凄まじく、今や旺角のシンボル的な存在感です。
市區重建局(Urban Renewal Authority (URA))の指導のもと、鷹君集團(Great Eagle Holdings)がデベロッパーとして開発しました。外観のデザインはとてもユニークです。ショッピングモールとホテルは通路で繋がっています。
ランガムプレイスは昼間と夜、いつ来ても綺麗です。ショッピングモール内の超長いエスカレーターに注目です。日中と夜ではずいぶんと雰囲気が違います。週末は多くの人が訪れます。レストランのランチ、ディナータイムは行列待ちがほとんどです。
ショッピングモールにはブランドアパレル、コスメ、スポーツ用品、スーパー、レストラン、フードコートなど100ほどのテナントが入居しています。



Jasmine(八月花)

ランガムプレイスのレストランの中でも特にお気に入りは、Jasmine(八月花)です。
香港各地に展開している中華レストランの一つです。広々したおしゃれな店内の雰囲気が特徴で、料理の飾りつけが綺麗で美味、値段もリーズナブルな価格で楽しむことができます。
ランチやディナータイムは混雑していることが多く、予約がお勧めです。Jasmine(八月花)のホームページから予約ができます。
Jasmine 場所:ランガムプレイス3階
砵蘭街(Portland Street)

彌敦道(Nathan Road)の大通りの1つ隣に南北にある通りが、砵蘭街(Portland Street)です。
砵蘭街(Portland Street)は日本食、中華、洋食、タイ、ベトナム、ローカルスタイルなレストランが多く並んでいます。ぶらぶら歩いてみて食べてみたいレストランを見つけたら自由に試してみるのもよいでしょう。
四川料理「川聚緣」Chuan Ju Yuen

私のお気に入りの1つは、四川料理レストラン「川聚緣」です。
いつも賑わっており満席のことが多いです。
どの料理もしっかりと山椒が効いていて、唐辛子によるただ単に辛い味付けではなく、ピリッとしまりのあるアクセントの辛さの味付けが特徴です。
私が教わった四川料理を食べる時のコツは、食べる前に必ず山椒を取り除くことです。山椒の粒がたくさん入っているので面倒かもしれませんが、全部取り除いてから食べます。舌がピリピリ痺れる辛さはこの山椒なので、直接大量に食べるとかなり辛いです。取り除いてから食べるとアクセントが残った料理を美味しく食べることができます。
どの料理も大皿なので二人以上で来るといろいろ試せるのでよいです。お店にお酒の持ち込みがOKなので、自分で好きなお酒を買って飲んでもいいでしょう。
辣子雞、は鶏の軟骨と唐辛子を一緒に炒めた料理でビールなどのお酒ととても相性がいいです。

川聚緣 場所:G/F, 102 Portland Street, Yau Ma Tei
まとめ
旺角はグルメ、ショッピング、見どころが満載の面白い場所です。是非遊びに行ってみてくださいね。
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