こんにちは!
香港の橘拓也(たちばな たくや@TMax2525)です。
香港は日本から近く、留学や仕事などで外国語を話せるチャンスのある都市です。
香港で暮らすと果たして語学力は伸びるでしょうか?
これは、はっきり言って個人差がかなりあります。香港在住20年という人でも中国語、広東語はさっぱりという人もいます。かたや、数年で溶け込んでペラペラの人もいます。
どうしてこんなにも差がでるのでしょうか?
そもそも、最初来るときは意欲があっても実際に学び続けることができるかどうかが成否の分かれ目です。
香港にいろんなきっかけで暮らす人達はいますが、周囲を見た感想をざっくばらんに述べてみたいと思います。
香港人と結婚した人
ペラペラになった人
日本語が話せない香港人と結婚している人はけっこういます。
語学上達の一番の近道は恋人を作ること、とよく言われますがこれは正しいです。
広東語や北京語が家庭の共通言語になると、もうネイティブ同様の話しぶりです。
話せない人
一方、日本語が堪能な香港人と結婚している日本人も多くいます。
この場合、海外に暮らしながら日本語を話す機会のほう多く、日本にいるのと変わりない生活を過ごすことになります。
職場で使用する機会があれば、まだチャンスはありますが、日系企業の場合だとローカルスタッフが日本語堪能なことが多く、職場でも日本語というパターンも多いです。
日本語で暮らせる快適な環境でしょうが、外国語を伸ばせるチャンスがないのはもったいないです。
日系企業の転勤組
私が出会った多くの駐在員の人達は、語学学習のモチベーションが高い人はほとんどいません。
どうせ数年で帰国するから、という根本的なモチベーションの低さが問題です。
日本語が話せる秘書やローカルスタッフと過ごすことが多くなり、頼りきりになる為、外国語を学ぶ必要性に迫られません。
香港人の友人を作ることなく、地域に溶け込むことなく帰国してしまいます。
現地採用で就職している人
目的を持って自分の意志で来ている人達です。
現地採用で働いている人達は、どちらかというと語学学習にモチベーションを持っているほうです。同僚は香港人、中国人、欧米人、国際色豊かな環境かつ競争の激しい環境に身を置くことになります。
香港人は広東語、北京語、英語を自在に話す人が多いです。欧米人が同僚の場合、言葉が不自由すれば舐められてしまうか、最悪の場合解雇もあり得る世界です。
現地採用の人達の語学レベルの程度はまちまちです。真剣に努力している人は、広東語、北京語、英語、などかなりの高いレベルで話す人はいます。
大陸へ出張で行くことも多く、大陸では英語はほぼ通じないので、北京語を使用せざるを得ない環境もしばしばです。この環境で暮らし生活する人達の語学力は相当伸びます。
香港人や大陸の友人との交流も多く、地域に根差した生活を過ごしている人が多いです。一方、英語一本で通して生活している人達も一定数います。
正直、広東語や北京語はかなり難しいです。
初期段階でつまずくことが多く、そのまま挫折してしまう人が多いのが現状です。
英語で事足りれば、それで十分と納得している人がほとんどです。
まとめ
香港は歴史的な背景から、英語、北京語、広東語を習得できる環境はあります。
上達している人達の傾向は、結婚・恋人、現地企業へ就職、のパターンです。
与えられた環境でのチャンスを活かすかどうかは個人の目標とモチベーション次第です。
私はチャレンジしている人達をいつも応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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