こんにちは!
香港の橘拓也(たちばな たくや@TMax2525)です。
今回は九龍半島最大の山、 飛鵝山(Kowloon Peak) へハイキングに行ってきたのでご紹介します。
飛鵝山(Kowloon Peak) は標高602メートルの山です。この山の頂上付近の中腹にあるのが、 自殺崖(Suicide Cliff) です。
自殺崖(Suicide Cliff) は凄まじい岩の風景が有名で、インスタスポットととしてもよく知られています。
自殺崖(Suicide Cliff) に向かう狭い山道は柵がないので注意して歩く必要があります。
天気のいい晴れた日に行くと青々としたダイナミックな景色が見ることができます。夕方は夕陽に染まる壮大な崖の景色が圧巻です。

☛難易度:やや難しい ★★★★☆
☛片道:約3.6キロメートル
☛ハイキング:往復約2時間
☛交通:鑽石山(Diamond Hill) ~ バス91番 ~ 德望學校(Good Hope School)下車 ~ 飛鵝山(Fei Ngo Shan Road)
ハイキングルート

①一番人気ルート
登山ルートはいくつかありますが、 飛鵝山(Fei Ngo Shan Road)から登るルートが一番ハイカーが多く人気があります。途中やや険しい斜面がありますが一番簡単で早く頂上に到着できるルートです。
上の地図で示しているのが、飛鵝山(Fei Ngo Shan Road)から登り、自殺崖、飛鵝山(Kowloon Peak) を通り、白花林(Pak Hua Lam)から下山するルートです。
②一番危険ルート
一番危険なルートは清水湾道(Clear Water Bay)にあるルートから入るコースです。ここはロッククライマー向けの崖の壁を登るルートなので素人は絶対にやめましょう。
③一番緩やかルート
一番緩やかなルートは、白花林(Pak Hua Lam)から登るコースです。このルートは緩やかな車道から山道に入って登るコースです。緩やかな斜面を登る分回り道になり時間はかかりますが、ゆったり登りたい人向けのルートです。また、逆に下山コースとしてここから降りる人が多いです。
自殺崖(Suicide Hill)は危険?

安全に気を付けて一般的なルートを歩けば問題ないと思いますが、崖の上は狭く、混雑している時は撮影の際は注意しましょう。週末は特に、崖付近はハイカーで混雑することがあります。
2021年3月、50代のハイカーがハイキング中に滑落して死亡した事故があります。

飛鵝山(Kowloon Peak) 頂上

自殺崖を過ぎて、そのままずっと上に登れば頂上に到着です。頂上にはアンテナ基地があります。周囲は360度景色を見渡すことができます。
晴れた日に見る景色は最高です!
シーズン

ベストシーズンはやはり9月から12月の涼しい季節が快適です。午前中から日中にかけて登るのが理想ですが、日陰がなくこんがり日焼けするので水分補給、日焼け対策が必要です。
途中やや険しい斜面やロープを備えている場所があるので、軍手があるととても快適です。
夕方の景色はとても壮大で綺麗ですが、下山する際夜間のハイキングになるので、最初日中に行って場所になれてから挑戦するといいでしょう。夜間ハイキングはヘッドライトと懐中電灯をお忘れなく!
まとめ・感想
ずっと憧れていた自殺崖(Suicide Cliff)と飛鵝山(Kowloon Peak)を2020年10月に制覇しました。
自殺崖という名前から来る怖い危険なイメージが先行していましたが、実際に登って見るとそうは感じませんでした。実際に年配や若い女性ハイカーも多くいました。
標高602メートルとはいえ、バスで中腹までかなり登っているので実際に歩く距離は大した距離でないと感じました。
途中やや急な斜面はありますが、短時間で一気に登りきるコースです。
天気のいい日、夕暮れに何度も行きたくなるそんな素敵な場所です。
ますます香港が好きになります。
最後に動画を作成したので、ぜひ、ご覧ください。
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