こんにちは!
香港の橘拓也(たちばな たくや@TMax2525)です。
現在世界で猛威を振るっている新型コロナウイルスは香港では4月に入り感染者の増加が緩やかになってきました。
今回は香港での新型コロナウイルスの最新状況について纏めました。
香港 新型コロナウイルス感染者数

2020年5月1日時点、香港での新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数は1,040人、死者4人、退院者数859人となっております。
4月にはいり感染者の増加が緩やかになってきました。
4月26~30日は5日連続で感染者数は0人でした。
5月1日に感染者2人が確認されたのは、国内感染ではなくパキスタンからチャーター機で帰国した香港住民です。
香港の人口は740万人です。そのうち感染者数は1,040人です。
世界で最も人口密度が高い都市のひとつでありながら、感染者数は比較的増えていないと言えます。
香港政府は5月4日(月)から公務員の職場勤務、公共サービスを再開すると発表しています。
香港政府は感染拡大の対策として、引き続き状況を注視しており、香港非居住者の入境を禁止、小中学校は休校、公園や公共施設の閉鎖、飲食店での制限措置、などの制限措置を実施しています。
6月7日まで中国、台湾、マカオからの入境者は14日間の強制検疫をしなければなりません。
生活物資状況
マスク、消毒液、食料は現在はスーパーで在庫が潤沢に並んでいます。
一時的に吊り上げられた価格は、現在は普通の値段になってきました。
2月と3月にパニック的に衝動買いによりスーパーや薬局でマスクなどの衛生用品、食料品が品切れし、価格がかなり上昇しました。
現在は在庫が潤沢に戻ったことにより価格は落ち着き始めました。
香港デモや暴動の状況
新型コロナウイルスにより、2月と3月はかなり閑散としていましたが、4月に入り感染者の増加が減ってきたことから街にも活気が出始めました。4月30日から5月3日まで4連休ということもあり繁華街では人が外に出始めています。

香港では違法集会が禁じられており、新型コロナウイルス対策で5人以上の集まりが禁止になっています。
しかしながら、8月31日太子駅事件の追悼で毎月31日や月末、7月21日元郎駅事件に関する集会が毎月21日、は周辺地域に警察や住民が集まりことがあり逮捕者が出ています。
大規模デモ主催団体が7月1日に大規模デモ行進の申請を出して注目されています。
新型コロナウイルスにより街中は閑散としていましたが、落ち着いたら抗議活動が再開する可能性がありそうです。
4月26日(日)の夜、香港島太古城のショッピングモールで市民が集まり、警察が来ました。
5月1日(金)の夜、新界沙田(シャーティン)のショッピングモールで市民が集まり、警察が来ました。またその集会が予定されている日の前日や当日は街中で警察の巡回が増えています。
日常生活
企業は2月と3月は在宅勤務をうながしているところが会社がほとんどでした。4月も相変わらず在宅勤務が多かったです。5月からは徐々に職場勤務を始める企業が多いようです。
日常の買い物は支障なく、マスクと消毒液などの衛生用品はスーパーに潤沢に在庫が並ぶようになり、また食料も以前の通常通り置かれています。
街中では警察が5人以上の集まりをしていないか、飲食業が規制通り営業しているか、厳しく巡回しているのを街中でよく見かけます。尖沙咀のバーで違法に営業しているバーが摘発されています。
普段街中に外出できない分、週末はビーチやハイキングスポットで逆に人が大勢集まっています。
まとめ
香港での新型コロナウイルスは感染者の増加が大分緩やかになりました。
5月に入り外出する市民が増えています。
衛生用品や食料品など日常生活面で支障は生じなくなりました。
企業やビジネスは引き続き様々な面で影響を受けています。
規制の解除は感染者が0人になる日が一定の日数以上続くまで必要など議論が交わされています。
一日も早く平穏な日が戻ることを祈るばかりです。
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